バスト

バストトップ(乳頭・乳輪)のお悩みは、人にはなかなか相談しづらいデリケートな問題です。
実際に美容外科では、女性器のお悩みに次いで相談が多い部位のひとつとされており、中でも「乳頭縮小術」に関するご相談が多く寄せられています。
授乳後に乳頭が大きくなった、形が変わったというお悩みだけでなく、若い世代の方からのご相談も少なくありません。
今回は、乳頭縮小術を中心に、乳輪縮小や陥没乳頭、副乳など、バストトップに関する代表的なお悩みと治療について解説します。
乳頭縮小について
- 乳頭に理想的なサイズはある?
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乳頭縮小術では、単純に乳頭を小さくするのではなく、乳房や乳輪とのバランスを考慮しながらデザインを行います。
一般的には、乳輪と乳頭のバランスが整っている状態が自然で美しい印象を与えるとされています。
過去のアンケート調査では、乳輪の幅を基準とした場合、「乳輪:乳頭:乳輪=1:1:1」に近いバランスが好まれる傾向がみられました。ただし、理想的なサイズは乳房の大きさや乳輪のサイズによって異なります。そのため実際の手術では、患者様のご希望を伺いながら、一人ひとりに合わせたデザインを行います。
乳頭を小さくし過ぎると乳輪が大きく見え、反対に乳頭が大き過ぎると乳頭そのものが目立つため、全体のバランスを考慮することが重要です。

- 乳頭縮小術の麻酔について
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乳頭縮小術は局所麻酔で行うことが可能な手術です。
局所麻酔の注射時に痛みを感じることはありますが、広範囲の処置ではないため、局所麻酔のみで手術を受けられる方も多くいらっしゃいます。また、ご希望に応じて静脈麻酔(眠る麻酔)を併用することも可能です。不安が強い方や痛みに敏感な方は、事前に医師へご相談ください。
- 将来の授乳を考慮したデザインが重要
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乳頭縮小術では、今後出産や授乳を希望されているかどうかによって術式や切除範囲が変わります。
将来的に授乳を希望される方の場合は、母乳の通り道である乳管を温存する必要があります。そのため、乳頭を小さくできる範囲には一定の制限があります。一方で、授乳を終え、今後授乳予定がない方の場合は、比較的自由度の高いデザインが可能です。授乳によって伸びた乳頭を大きく縮小できるケースもあります。
患者様のライフプランを考慮しながら、適切な治療方法を選択することが大切です。
- 乳頭縮小術後も授乳はできる?
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「手術後に授乳ができなくなるのではないか」と不安に感じる方も少なくありません。
乳頭縮小術では、授乳に必要な乳管を残しながら手術を行うため、将来的な授乳は可能です。ただし、術式や乳頭の状態によって個人差があるため、授乳を希望される方はカウンセリング時に必ずご相談ください。
- 術後に感覚がなくなることはある?
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乳頭縮小術後の感覚について心配される方もいらっしゃいます。
手術によって感覚が完全になくなることはほとんどありませんが、切開を伴うため、一時的に感覚の変化を感じる場合があります。多くの場合は時間の経過とともに落ち着き、傷が成熟する半年程度を過ぎる頃にはほとんど気にならなくなることが一般的です。
また、乳頭は比較的傷跡が目立ちにくい部位であり、術後の傷も自然になじみやすい傾向があります。
- 授乳後はどのくらい期間を空けるべき?
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授乳後に乳頭縮小術を検討している場合は、授乳終了後すぐではなく、一定期間空けてから手術を受けることが推奨されます。
母乳の分泌が落ち着いていない状態では、術後の経過に影響する可能性があります。一般的には授乳終了後半年程度、場合によっては1年程度経過してから治療を行うことがあります。母乳の分泌状況には個人差があるため、診察時に状態を確認したうえで適切な時期をご提案します。
- 術後の経過について
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乳頭縮小術は抜糸が必要な手術です。
抜糸は通常、術後10日~2週間程度で行います。術後の経過には個人差がありますが、医師の指示に従って適切なアフターケアを行うことで、よりきれいな仕上がりが期待できます。
乳輪縮小術について
乳輪の大きさが気になる方には、乳輪縮小術という選択肢があります。
ただし、乳輪縮小術はどれだけ丁寧に縫合しても傷跡が比較的目立ちやすい手術です。
妊娠や授乳によって皮膚が伸び、その後乳房が小さくなったことで皮膚に余裕が生じている場合は、傷跡が比較的目立ちにくい傾向があります。
一方で、若い方で皮膚のハリが強く、乳房に張りがある場合は、縫合部分に強い張力がかかるため傷跡が目立ちやすくなることがあります。
そのため、乳輪縮小術は慎重な適応判断が重要であり、場合によっては手術をおすすめしないケースもあります。
分裂乳頭・陥没乳頭・副乳の治療

- 分裂乳頭
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分裂乳頭は乳頭が割れたような状態を指します。
割れている部分を修正すると同時に、必要に応じて乳頭縮小術を併用することで、形を整えることが可能です。
- 陥没乳頭
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陥没乳頭は乳頭が内側に入り込んだ状態です。
軽度で指で引き出せるタイプから、強く陥没している重度のタイプまでさまざまです。症状に応じて適切な術式を選択し、改善を目指します。
- 副乳
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副乳とは、本来の乳房以外の場所に乳腺組織や乳頭が形成される状態です。
脇の下にできることが多く、膨らみとして目立ったり、乳頭のような形状を伴うこともあります。副乳の切除は可能ですが、比較的長い傷跡が残る場合があり、術後には浸出液がたまることもあるため、ドレーン管理や複数回の通院が必要になるケースがあります。
そのため、副乳手術は術後の経過やダウンタイムについて十分理解したうえで受けることが大切です。
まとめ
バストトップに関するお悩みは、女性だけでなく男性にもみられます。
乳頭縮小術をはじめ、乳輪縮小、陥没乳頭、分裂乳頭、副乳など、それぞれのお悩みに応じた治療法があります。
デリケートなお悩みだからこそ、一人で抱え込まず、まずは専門医へ相談することが大切です。
ご自身に適した治療法を知るためにも、気になる症状がある方は、銀座みゆき通り美容外科へお気軽にご相談ください。
この記事の監修
銀座みゆき通り美容外科大阪院
岩井 謙治 院長
経歴
- 2004年
- 神戸大学医学部医学科 卒業
- 2006年
- 金沢医科大学病院 形成外科 入局
- 2011年
- 京都大学病院 皮膚科 入局
- 2011年
- 兵庫県立塚口病院 皮膚科 医長
- 2013年
- 北山武田病院(旧城北病院)皮膚科 美容皮膚科 医長
- 2015年
- 銀座みゆき通り美容外科大阪院 院長 就任
<所属学会・団体>
- 日本美容外科学会
- 日本美容外科医師会
- 日本形成外科学会(形成外科専門医)
- 国際形成外科学会
- 日本皮膚科学会
