目元ケア
しわが最初に気になり出したのは、目の周りだという人も多いのではないでしょうか。 それもそのはず、普段人と接していて最も目線をやるのは目であり、なおかつしわができやすいことから、目の周りのしわはとても目立つのです。
目立つしわが多ければ、見た目年齢の印象にも関わります。
しわが気になるなと思った瞬間から、ケアをしておいて損はありません。
そこで今回は、日常でできる目の周りのケア方法をご紹介します。
日常でできる目の周りのケア方法
- 目の周りのケア①:保湿する
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目の周りに限らず、乾燥はしわの大きな原因の一つです。それを防ぐための保湿は、しわ対策の基本中の基本だと言えます。特に、目の周りの皮膚はとても薄く乾燥しやすいため、顔全体のスキンケアにプラスして、アイクリームなどでケアするのもおすすめです。「乾燥じわ」の場合は、しっかりと保湿を行うことでしわを消すこともできます。
目の周りのスキンケアを行う際に注意したいのは、こすりすぎないこと。強くこすれば、それもまたしわの原因になってしまいます。アイクリームの塗り方で推奨したいのは、こするのではなく、指でポンポンと置くように付けること。それを何回も重ねて行えば、ムラなく塗ることができます。
また、温めるというのも保湿効果を高める大事なポイントです。塗る前にアイクリームを手で温めたり、アイクリームを塗った後にホットタオルで目元を1~2分押さえたりすることで、アイクリームをより肌に浸透しやすくします。
- 目の周りのケア②:過度なアイメイクをしない、クレンジングでこすらない
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実は、メイクのために目の周りを触るのも、しわの一因になっています。しかし、社会人として生活していれば、メイクを一切しないというわけにはいきませんよね。アイメイクはその人そのものの印象も左右する重要なポイントではありますが、過度なアイメイクはお肌に負担をかけすぎてしまいます。今一度自分のメイクを見直し、お肌の負担になっているなと思ったら、引き算することも考えてみましょう。
クレンジングの際にも、摩擦によってお肌に負担をかけないよう注意することが大切です。アイメイクに、ウォータープルーフのマスカラやアイライナーを使っている人も多いと思いますが、その場合は特に、きれいに落とそうとしてゴシゴシとこすってしまいがちです。できるだけこすらないよう、優しく洗いましょう。
目の周りの部分ごとに適したクレンジングをすると、より丁寧です。まずはアイシャドウから、指の腹でくるくると円を描くようにやさしくクレンジングとメイクをなじませ、同じようにアイライン、マスカラ、下まぶたとなじませていきます。最後に、たっぷりの水で優しく洗い流しましょう。
また、目の周りだけは、クレンジングをつけた綿棒で優しくメイクオフするという方法もあります。ウォータープルーフのアイラインやマスカラが落としにくいのであれば、アイメイク専用のメイク落としを使うことも検討してみてください。
- 目の周りのケア③:日常生活のくせを改める、目を酷使しすぎない
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毎日のスキンケアやメイクだけでなく、普段の生活でも目をゴシゴシこすらないようにするなど、気を付けるべき点はあります。無意識のうちに目をこすってしまうくせがある場合や、目の周りに指や手を持っていくくせがある場合などは、できるだけ目の周りを力を入れて触らないように意識しましょう。
また、目の疲れもしわの原因になってしまいます。特に、近年はスマホやパソコンの利用時間が増え、目を酷使してしまいがちです。何時間もぶっ通しで使い続けるのではなく、時々は画面から目を話して遠くを見、目を休めるようにしましょう。
日常のケアだけではなくならないしわを消したい!
どんなに日常のケアをがんばっても、気になるしわができてしまったということはあります。それは、毎日目の周りの筋肉を動かすことによるしわの蓄積であったり、肌の老化であったりと、どうしようもないことです。それでも、しわができてしまうと実年齢よりも老けて見えてしまったり、顔の印象が変わってしまったりするため、しわをなくしたいと思うこともありますよね。
そんなときにおすすめしたいのが、美容外科によるしわの治療です。しわの治療は、「ヒアルロン酸の注入」あるいは「ボトックス注射」で行います。どちらもメスを使わない治療法で、処置時間は5~10分ほど。「ボトックス注射」であれば、価格も数万円からとお手頃です。
- まとめ
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目の周りは、しわが最も気になりやすい場所です。気になるしわを増やさないため、細かなしわが太いしわに変わるのを防ぐためにも、普段からスキンケアやクレンジングを正しく行い、できるだけ目の周りのお肌に負担をかけないよう心がけましょう。
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この記事の監修
銀座みゆき通り美容外科大阪院
岩井 謙治 院長
経歴
- 2004年
- 神戸大学医学部医学科 卒業
- 2006年
- 金沢医科大学病院 形成外科 入局
- 2011年
- 京都大学病院 皮膚科 入局
- 2011年
- 兵庫県立塚口病院 皮膚科 医長
- 2013年
- 北山武田病院(旧城北病院) 皮膚科 美容皮膚科 医長
- 2015年
- 銀座みゆき通り美容外科大阪院 院長 就任
<所属学会・団体>
- 日本美容外科学会
- 日本美容外科医師会
- 日本形成外科学会(形成外科専門医)
- 国際形成外科学会
- 日本皮膚科学会